仙台大学出身の体操、南一輝選手が全日本種目別選手権のゆかで4連覇を達成。母校を訪れ優勝を報告しました。

 19日に東京で開かれた、全日本体操種目別選手権。南選手は、ゆかの演技で世界でも数人しか成功していない大技、リ・ジョンソンを決めるなど見事な演技で優勝。体操界のレジェンド内村航平さんの3連覇を抜き4連覇を達成しました。

 28日に母校仙台大学の高橋仁学長を訪れ、感謝を伝えるとともに連覇の難しさについて話しました。

 南一輝選手「勝つことよりも勝ち続けるほうが難しいことを今回感じた。プレッシャーもあったが演技は楽しんでできた」

 南選手は山口県の出身で仙台大学で活躍。卒業後は、秋田の企業に所属しながら今も練習拠点を仙台大に置き技を磨いています。

 今後は9月に開かれる全日本シニア選手権に出場する予定で、2年後のパリオリピックを目指します。

 南一輝選手「自分が東北を盛り上げる。東北のスポーツ体操を盛り上げたい。仙台大に残る意味があった。オリンピックのメダルで次は優勝報告できたら」