28日、宮城県気仙沼市で道路を横断中の50代の女性が軽ワゴン車にはねられて死亡する事故がありました。警察は、車を運転していた81歳の男を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

 警察によりますと28日午前9時45分ごろ、気仙沼市四反田の市道で、道路を渡っていた近くに住む無職、畠山由美さん(56)が東から来た軽ワゴン車にはねられました。

 畠山さんは頭などを強く打ち意識不明の状態で市内の病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。

 警察は軽ワゴン車を運転していた気仙沼市赤岩老松の小売店経営、齋藤松寿容疑者(81)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

 齋藤容疑者は容疑を認めていて「歩道を歩いていた人が飛び出してきた」と話しているということです。

 現場は片側一車線の見通しの良い直線道路で、信号機や横断歩道は無かったということです。