KDDIの大規模な通信障害により、仙台市内では119番通報と新型コロナウイルスへの対応、計17件に影響が出たということです。

 仙台市によりますと、KDDIの通信障害により119番通報ができなかったケースが7件、新型コロナウイルスへの対応に影響が出たケースが10件あったということです。 119番通報できなかった7件は、すべて救急車の要請で近くにいた人の携帯電話を借りたり、直接消防署に駆け込んだりしたということです。

 新型コロナ対応では、自宅で療養している10人と一時的に連絡が取れなくなり、健康観察や療養解除の連絡ができなくなったということです。

 仙台市では自宅を訪問したりショートメールを使って対応したということです。