福島県の磐越自動車で発生したマイクロバス事故を受け、宮城県は部活動での移動における注意点について各学校に通知しました。

 宮城学院中学校高等学校平林健校長「同じ私立の学校で強豪校、うちはそういう部活ではないんですけども本当に他人事ではないなと思って、痛ましい事故だなと思って感じてました」

 宮城県教育委員会の通知では、部活動の移動において教職員や部活動指導員の自家用車に児童や生徒を乗せないことや、主に公共交通機関を利用することを求めています。

 バス会社に依頼する場合は書面で契約を交わし、事業用の緑ナンバーの車両を依頼することも明記しています。

 宮城学院中学校高等学校平林健校長「練習試合ですとか大会とかで遠征とかでたくさん経験をして、精神的にも技術的にも強くなってもらいたいと思っていますけれども、何よりも一番優先されるのは安全だと思いますので。顧問の車に同乗させないことが一番にきてますけども、これも20年以上前から取り組んでます」

 宮城学院では部活動の遠征の際、公共交通機関の利用や保護者による送迎を中心に対応してきました。

 バス会社に依頼する場合は、業者の選定を顧問が担うケースがほとんどでした。

 今回の事故を受け、今後は業者の選定を顧問だけには任せず校長や教頭も確認する他、近場の練習試合などでも遠征費用や詳しい行程を記載した遠征計画書の提出を義務付けることにしました。

 khbでは、宮城県の他の私立スポーツ強豪校にも事故を受けての対応を取材しました。

 A高校では、これまで片道1時間程度で行ける距離の遠征であれば、学校で所有するバスを部活の顧問が運転する場合がほとんどでしたが今後は原則、公共交通機関を利用させる他、業者の貸切バスを依頼する方針です。

 B高校では遠方への移動の際、学校が所有するバスを大型二種免許を持ったドライバーが運転しています。この場合、運送事業ではなく派遣業となり法的に問題は無いため、特に対応を変えることはせず安全管理を徹底していくということです。