宮城県で17日、新たに999人が、新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。

 感染が確認されたのは、仙台市発表分が513人、宮城県発表分が486人です。

 17日の感染者のうち、抗原検査キットや無症状者向けの無料PCR検査で陽性となり、陽性者サポートセンターに登録した人は127人です。

 年代別では、10歳未満164人、10代153人、20代136人、30代144人、40代168人、50代89人、60代68人、70代48人、80代23人、90歳以上6人です。

 宮城県の土曜日の感染者は、8月20日4782人、27日2561人、9月3日1636人、10日1277人と推移していて17日は999人と278人減少しました。

 川崎町の高齢者施設で11人、東松島市の高齢者施設で8人の感染が確認されクラスターと認定されました。

 また80代の女性1人が死亡しました。

 全数把握の見直しに伴い、市町村別の感染者数は、重症化リスクが高いなどとして、保健所に発生届が出された分だけが公表されています。

 市町村別では、大崎市13人、名取市10人、栗原市8人、石巻市5人、塩釜市4人、岩沼市3人、蔵王町3人、気仙沼市3人、利府町3人、富谷市3人、登米市3人、角田市2人、柴田町2人、亘理町2人、村田町1人、東松島市1人、美里町1人、川崎町1人、加美町1人、大河原町1人、大和町1人となっています。

 宮城県によりますと、確保病床の使用率は、県全体で22.9%(133/580床)、重症病床は5.5%(3/55床)、仙台医療圏に限ると26.1%(104/399床)、重症病床は7.5%(3/40床)です。

 15日現在のPCR検査等の実施状況は、13日2093件(陽性1290)、14日1722件(陽性1005)、15日1213件(陽性0)、コールセンターへの相談件数は、13日602件、14日607件、15日554件となっています。