仙台市民球場では25日、この夏仙台育英がつかんだ「深紅の大優勝旗」が展示されました。

 秋の県大会を戦っている育英の新チームは25日、準決勝で仙台三高と対戦。

 育英は先発湯田が5回までに11個の三振を奪う力投で得点を許しません。

 2点リードで迎えた5回、満塁で5番湯浅がセンターオーバーのタイムリー3ベース!3点を加えると…なおも代打・寺田がライトへ2ランホームラン!

 この回一挙6点を奪った仙台育英があすの決勝進出、そして11年連続の東北大会出場を決めました。

 東北高校は8月に就任した佐藤洋新監督のもと、ここまで3試合無失点と堅い守備で勝ち上がってきました。

 東北は2回、1アウト満塁で8番平沢。打球はライト芝生席に飛び込む満塁ホームラン!4対0、リードを奪います。

 このあと1点を失いますが3回、4番佐藤玲磨がレフトへのホームラン!4番の一振りで5対1、東北が再びリードを広げます。

 4人のピッチャーが最後まで粘り強く投げた東北!7対1で利府をくだし3年連続の東北大会出場を決めました。

 26日の決勝は仙台育英と東北が激突!

 また、3位決定戦、仙台三高対利府の勝者が東北大会の3校目の宮城代表となります。