宮城県は、新型コロナの感染急拡大を受けてのBA.5対策強化宣言について、期限の9月30日で終了することを決めました。

 みやぎBA.5対策強化宣言は8月5日、第7波による感染の急拡大で病床がひっ迫したことを受け発表されました。

 軽症者を対象に抗原検査キットを無料配布し、感染が確認された場合は陽性者サポートセンターに自ら登録する仕組みを設けて、医療機関の負担軽減を図ってきました。

 8月5日の確保病床の使用率は50%でしたが、9月29日は17.3%と国の基準の50%を下回ったため、県は宣言の期限である9月30日に終了することを決めました。

 県では、引き続き安定した医療提供体制を維持するため、現在の仕組みは継続するとしています。