楽天イーグルスの石井一久監督が3日、取材に応じ、来シーズンも監督を続けることを明らかにしました。

 去就について問われた石井監督は「やることは変わらないので、この球団でしっかりと毎年優勝争いをできるチームを作っていかないといけない」と話し、来シーズンも続投することを表明しました。

 楽天は今シーズン、69勝71敗3引き分けでリーグ4位に終わりました。防御率はリーグワーストと課題を残しています。

 石井監督は「ローテーションを守れる選手が出てきてほしい」と、若手に奮起を促しました。

 明るい材料もあります。2人の選手が個人タイトルを獲得しました。

 投手部門では松井裕樹が32セーブをあげて、3年ぶり2度目の最多セーブを獲得しました。

 松井裕樹投手「素直にうれしいですし、家族だったりたくさんの方からおめでとうと言われるのは一番うれしいですね」

 打者部門では島内宏明が161安打を放ち、最多安打のタイトルを獲得しました。2021年の打点王に続き、2年連続のタイトル獲得です。

 島内宏明選手「前年に比べて積極的に振っていったというのはありますね。まさか自分が取れると思っていなかったので、運よく獲らせていただいたって感じですね」

 また、楽天は川島慶三選手、福井優也投手、福山博之投手の3選手と来シーズンの契約を結ばないことを発表しました。