東北電力ネットワークは、災害時に一刻も早く停電を解消するための復旧訓練を行いました。

 東北電力ネットワークは、25日に宮城県蔵王町で地震や台風など大規模な自然災害で電柱が倒されたり流されたりして停電が発生した、という想定で復旧訓練を行いました。 蔵王町を含む白石電力センター管内では、2019年の台風19号で376本の電柱が倒れ4933戸で停電が発生したほか、2022年3月の福島県沖を震源とする地震でも約3万戸が停電していて、自然災害による大きな影響が相次いでいます。

 訓練ではドローンを使って被害状況を確認する手順のほか、災害時に復旧作業に携わる協力会社の従業員と連携しながら電柱に電線を張る作業など、復旧までの一連の手順を確認しました。

 東北電力ネットワークでは災害時に一刻も早く停電を解消するために、今後も関連会社との訓練を実施していきたいとしています。