パチンコ台のくぎを違法に調整したとして、仙台市泉区のパチンコ店の運営法人と法人の社長ら4人が書類送検されました。

 風俗営業法違反の疑いで書類送検されたのは、泉区のパチンコ店アポロの泉を運営する法人と、社長と店長など4人です。

 4人は4月上旬から5月中旬までの間、宮城県公安委員会の承認を受けずにパチンコ台85台のくぎを調整し、当たりにくくした疑いが持たれています。

 警察の調べに対し4人は容疑を認め、このうち店長は「売り上げを上げるため、くぎを曲げていた」と供述しているということです。

 不正は5月、新台入れ替えの際の県警の立ち入り調査で発覚し、店は6月に閉店しています。

 また、東京都台東区のいわゆる「くぎ学校」の社長と講師がアポロの泉の従業員にくぎの調整方法を教えて犯行をほう助したとして、風俗営業法違反の疑いで書類送検されました。

 県警によりますと「くぎ学校」の摘発は、全国で初めてです。