東北電力は、3月の地震で一部の設備が損傷した仙台火力発電所4号機の運転を再開したと発表しました。

 宮城県七ヶ浜町にある仙台火力4号機は、3月の福島県沖地震の発生時は点検中で運転を停止していましたが、タービン軸受け台などに被害が確認され補修作業を進めてきました。

 東北電力によりますと、補修を終え安全が確認できたとして24日午後5時に運転を再開したということです。

 仙台火力4号機は天然ガスを燃料に使い、最大出力は46万8000キロワットで、運転再開により冬場の電力供給が強化されます。

 これで3月の地震以降、東北電力管内で運転を一時停止していた3つの火力発電所の5基全てが運転を再開しました。