仙台市立の小学校で2022年の秋、児童がけがをさせられるいじめがあったとして、市教育委員会はいじめ防止対策推進法に基づく重大事態と認定しました。

 市教育委員会によりますと、2022年の秋、仙台市立の小学校で児童が同じ学校の児童からけがをさせられるいじめがあったと、保護者から相談がありました。

 市教育委員会は児童からの聞き取りやけがの状況から16日、いじめ防止対策推進法で「児童の心身などに重大な被害が生じた疑いがあると認める」重大事態と認定しました。 保護者からの強い要望で、児童の学年やいじめがあった時期など詳細は公表できないということです。

 教育委員会では、この小学校に外部からの委員を含む調査委員会を立ち上げ、いじめの詳しい状況や学校側の対応などを検証することにしています。