新型コロナウイルスに感染し療養していた仙台市の郡市長が6日から公務に復帰し、今後医療機関の受診が困難となるケースも想定されるとして、市販薬などの備えを呼びかけました。

 郡市長「感染状況によっては、医療機関の受診が困難となることも想定されます。解熱剤などの市販薬や検査キット、食品などの準備をお願いします」

 6日から公務に復帰した仙台市の郡市長は定例会見で、仙台医療圏の確保病床の使用率は約7割、すぐに受け入れ可能な病床の使用率は9割に達し、医療提供体制は厳しい状況だと述べました。

 そして、このままでは経済活動の維持にも重大な影響を及ぼしかねないとして、市民にも危機感を共有していただきたいと呼び掛けました。