仙台市内の新型コロナ感染者数を予測する東北大学の下水調査で、今週は第7波のピークと同じ程度の感染者数となる見通しが示されました。

 東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、下水から検出される新型コロナウイルスの濃度などから毎週、仙台市内の感染者数を予測しています。

 先週、仙台市内で感染が確認された人は予測値1万1088人に対し9098人と、2週連続で1万人を下回りました。

 しかし、先週のウイルス濃度はこれまでで最も高かった2022年夏と同じ程度になっていることから、今週の予測は1万1622人と第7波のピークと同じ程度の感染者数となる見通しが示されました。