宮城県南三陸町は、大雨からの復旧工事に係る国の補助金の支払いと申請を怠ったとして、60代男性職員を3カ月の停職処分としました。

 7日付で停職3カ月の懲戒処分を受けたのは、当時、南三陸町の農林水産課に所属していた課長補佐級の60代男性職員です。

 南三陸町によりますと、男性職員は、大雨による河川施設の復旧工事に係る国の補助金約344万円の支払いと申請を怠った他、上司の決済を得ずに不正に事務手続きを進めていたということです。

 本来処理されるべき2024年度中に支払いと申請が行われなかったことから、補助金は対象外となり、費用は町で負担しました。

 現在、県を通じて、国への返還手続きが進められています。

 男性職員は、町の聞き取りに対し、「他の業務とも重なり忙しかった」などと話しているということです。

 町では、男性職員が個人のメールアドレスのみでやり取りし、情報共有がされていなかったとして、6月から一部を除く町職員の個人のメールアドレスを廃止し、原則として複数人で共有する係用のメールアドレスで運用しています。