仙台市内の新型コロナ感染者数を予測する東北大学の調査結果が示されました。新規感染者数は、下げ止まりの傾向が見られるということです。

 東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、下水から検出される新型コロナウィルスの濃度などから毎週仙台市内の感染者数を予測しています。

 先週、仙台市内で感染が確認された人は予測値5892人に対し1972人と4週連続で前の週を下回りました。

 今週の予測は4570人で、佐野教授は「下水中のウイルス濃度は前の週とほぼ同じか一部で上がっている日もある。新規感染者は減っているが下げ止まりの傾向が見られる」としています。