宮城県加美町では、雪崩による冬山での遭難を想定した救助訓練が行われました。

 加美町のやくらいファミリースキー場で行われた訓練には、警察や山岳救助隊など約20人が参加しました。

 訓練は、雪崩が発生し登山者1人が巻き込まれたという想定で行われ、音で遭難者の位置を知らせるビーコンを使って、雪に埋もれた遭難者を発見し救出するまでの手順を確認しました。

 その後、スノーモービルで遭難者を搬送する訓練も行われました。

 加美警察署千葉圭太地域課長話「十分な備え、ビーコンや食べ物飲み物等の準備や、登山届、また家族に行き先をしっかり伝える準備をしっかりとしていただければと思います」

 宮城県では、2022年1月から3月までの間に冬山で5件計6人が遭難していていて、このうちの1人が死亡、1人が行方不明のままだということです。