宮城県南三陸町の志津川湾で12日、漁船が転覆しこの船に乗っていた65歳の漁師の男性が死亡しました。

 気仙沼海上保安署によりますと12日午前10時ごろ、志津川湾に浮かぶ椿島の沖、約40メートルの海上で転覆した漁船のそばに男性が浮いているのを、近くを通った漁船が見つけました。

 男性は南三陸町戸倉の漁師、菅原広さん(65)で病院に運ばれましたが死亡が確認されました。

 菅原さんは12日午前8時ごろ、1人で船に乗って刺し網漁に出たとみられ、付近の海域は2メートルほどのうねりを伴う波があったということです。

 気仙沼海上保安署が事故の原因を調べています。