プロ野球から暴力団を排除するための宮城県警と楽天イーグルスなどによる協議会の総会が、3年ぶりに開催されました。

 この協議会は、プロ野球の球場から暴力団を排除して観客が安心して試合を観戦することができるよう、楽天イーグルスがプロ野球に参入した2005年に設立されました。

 毎年、県警や球団、球場での飲食や物販に関わる企業などが参加して総会が開かれてきましたが、新型コロナのため過去2年は中止となり、3年ぶりに開催されました。

 暴力団に関わる情報交換では、県警の担当者から暴力団の不当要求への対応の仕方について説明があり、参加者たちは熱心に聞き入っていました。

 楽天野球団コーポレート本部スタジアム部山縣大介部長「野球という興行では安全安心が重要なので、暴力団等の排除もしっかり行っていただきながら、お客様の見えない所で我々努力させていただいて、お客様には危ないという思いをさせないように安全安心を守っていきたい」