2022年10月のハロウィーンで、仙台駅前で花火を打ち上げた中学生ら2人が、軽犯罪法違反の疑いで書類送致されました。

 軽犯罪法違反の疑いで仙台家庭裁判所に書類送致されたのは、仙台市内に住む中学生の少年(15)と元高校生の少年(16)の2人です。

 警察によりますと2022年10月31日の夜、JR仙台駅西口のペデストリアンデッキで多数の人が行き交う中、中学生は点火した回転花火を人混みに投げ入れ、元高校生は打ち上げ花火を打ち上げたとして軽犯罪法違反の疑いが持たれています。

 警察の調べに対し2人は「周りがやっていたのでその場のノリでやった」などと容疑を認めているということです。

 この事件について仙台中央警察署は「主催者がおらずSNSの呼び掛けでで自然発生していて、規制が難しい」と話しています。

 他にも危険な行為をした少年が複数人いたとして、特定を急いでいます。

 仙台中央警察署管内での20歳未満の少年の補導件数は、2022年1年間で915件と新型コロナの行動制限の緩和などが影響し、前の年に比べて380件増加しています。