15日から始まった宮城県石巻市の鮎川港を拠点とした今シーズンの商業捕鯨で、早速ミンククジラが水揚げされました。

 石巻市の鮎川港に水揚げされたのは、体長7.5メートルのオスのミンククジラです。

午前10時ごろに亘理沖で捕獲されました。

 鮎川港を拠点とした商業捕鯨は、前のシーズンは天候不良や餌となるコウナゴやメロウドが少なかった影響で鮎川港への水揚げはゼロでした。

 それだけに、シーズンが始まって2日目の初水揚げに関係者はほっとした表情を見せていました。

 鮎川捕鯨伊藤信之社長「ようやく、2年ぶりなんでしょうか。ここ地元で水揚げできました。春を告げるミンクを鮎川で揚げられて、ほんと最高ですね」

 水揚げされたミンククジラの肉は、18日に仙台市中央卸売市場に出荷されます。