仙台市の新型コロナ感染者数を予測する東北大学の調査の結果、感染者数は下げ止まりの傾向が続いていることが分かりました。

 東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、下水から検出される新型コロナウィルスの濃度などから

 先週、仙台市内で感染が確認された人は、予測値1772人に対し599人と10週連続で前の週を下回りました。今週は1963人と予測されています。

 佐野教授は「下水中のウイルス濃度はここ5週間ほぼ同じ値で、新規感染者数は下げ止まりの傾向が見られるが、春休みや歓送迎会の時期を迎えるので引き続き気を付けてほしい」としています。