2022年7月、宮城県大崎市役所内の金庫に保管されていた公金102万円が紛失した問題で、市は全国市長会が加入する保険で充当することを決めました。

 伊藤康志大崎市長「市民の皆様の本市に対する信頼を著しく失墜させてしまう行為であり、改めて心から深くおわび申し上げます」

 大崎市の伊藤康志市長は、20日の時会見で公金の紛失について謝罪しました。

 大崎市では、2022年7月に納税課の金庫に保管されていた市民税など102万円が無くなっていることが分かりました。

 市は警察に被害届けを出しましたが、公金は現在も見つかっていません。

 こうしたことから、市では全国市長会が加入する公金総合保険で充当することを決め、6日、102万円が損害保険会社4社から市に振り込まれたということです。

 伊藤市長は監督責任について「捜査の全容が明らかになった時に意思表示したい」と述べました。