蔵王に春の訪れです。宮城県と山形県を結ぶ観光道路、蔵王エコーラインで冬季の通行止めが解除される前に、雪の回廊を歩いて楽しむイベントが始まりました。

 21日に通行止めの解除を控えた蔵王エコーラインでは、除雪で出来た雪の回廊を期間限定で歩いて楽しむことが出来ます。

 雪の壁は最も高い所で7.6メートル。参加者は標高1500メートル付近までの往復2キロを1時間ほどかけて歩いて満喫しました。

 仙台空港で国際線が再開したことで、参加者には台湾からの観光客の姿もありました。 「きれい、きれい。3年間日本に来られなくてやっと来られるようになってうれしい」

 村上英人蔵王町長「仙台の直行便があって、仙台空港から直接蔵王に入るバスの便もあるんですね。そういった面ではすごく期待してますし、素晴しい空気を吸っていただきながら蔵王を楽しんでいただきたいと思ってます」

 雪の壁ウォークは10日まで行われ、アジアから約600人の外国人観光客が訪れる予定です。