仙台市泉区の住宅で「猛毒のヘビが逃げたので家の中を見せてほしい」という不審な訪問が相次いでいます。警察は、詐欺や窃盗事件につながる可能性があるとして注意を呼び掛けています。

 警察によりますと25日、泉区の福岡や西中山、根白石の住宅を不審な男が訪れ「猛毒のヘビが逃げたので家の中を確認させてほしい」「家族構成も教えてほしい」と住人に話しかけました。

 泉警察署管内では、同じような不審な訪問が5件確認されています。

 このうち1件では、男が訪問した後住人が住宅内を確認したところ現金300万円が無くなっていたということです。

 男は、20代から40代で身長約170センチ、短髪で、灰色のつなぎを着ていたということです。

 警察では、窃盗の疑いがあるとして男の行方を追うと共に、不審な訪問者を住宅内に入れないように呼び掛けています。