仙台市宮城野区の住宅で、同居する60代の交際相手を包丁で殺害しようとした疑いで逮捕された20代の女性について、仙台地検は不起訴処分にしました。
不起訴処分となったのは、宮城野区鶴ケ谷に住む女子大学生(24)です。
女子大学生は1月、仙台市宮城野区の自宅アパートで同居する68歳の交際相手の男性を包丁で刺し殺害しようとした殺人未遂の容疑で逮捕送検されました。
仙台地検は18日、罪名を傷害に切り替えたうえで不起訴処分(起訴猶予)としました。
仙台地検は15日まで、犯行時の精神状態を調べるために女性を鑑定留置していました。不起訴の理由については「事件に関する一切の事情を考慮した」とコメントしています。