東北電力が2024年2月の再稼働を目指す女川原発2号機について、原子力規制委員会が16日に現地を訪問し、原子炉建屋の水素爆発を防ぐための対応を確認しました。

 原子力規制委員会の杉山智之委員ら17人が女川原発を訪れ、現地調査の一部を報道陣に公開しました。

 杉山委員が女川原発を訪れるのは、テロ対策施設の調査をした2022年11月以来です。

 今回の調査は、東北電力が見直した原子炉建屋の水素爆発を防ぐ手順について審査する過程の1つです。

 東京電力福島第一原発事故では、原子炉建屋に水素がたまり爆発が起きました。

 約6時間にわたり行われた現地調査は、重大事故の際に使用する緊急時対策所などについて東北電力から説明を受け、実際に確認しました。

 緊急時対策所は、福島第一原発事故を踏まえた対策として原子炉建屋から約600メートル離れた海抜60メートルの場所に建設中です。また、津波被害を防ぐために建設している防潮堤も視察しました。

 東北電力は、女川原発2号機を2024年2月に再稼働させることを目指しています。