大手商社5社の決算が出そろい、中東情勢の緊迫化による資源価格の上昇などを背景に今年度は全社で純利益が増加する見込みです。

 伊藤忠商事は中東情勢によって75億円分のマイナスが出るとしながらも、機械や金属分野などが伸びて全体では前の年より500億円ほど増益となる見込みとしています。

 三菱商事と三井物産は原油価格が上昇したことなどを受けてLNG(液化天然ガス)や北米でのシェールガス事業などが利益を押し上げるとみています。

 住友商事と丸紅も資源価格の上昇などから増益を見込んでいます。

 今年3月までの1年間の業績では伊藤忠商事、丸紅、住友商事で純利益が過去最高となった一方、三菱商事と三井物産は一時的な資源価格の下落などを理由に純利益が減少しました。