宮城県教育委員会はセクハラや窃盗、不適切な事務処理で計5人の教職員を免職や停職などの懲戒処分にしました。

 県教育委員会によりますと、高校に勤務していた40歳の男性教員は2022年10月以降、在籍していた女子生徒を何度も抱きしめたり、キスしたりするセクハラ行為を繰り返したということです。

 県教委はセクハラは被害者の心に深い傷を負わせるものであり、痛恨の極みとし14日付で懲戒免職にしました。

 また、スーパーでメロンなどを盗んだとして罰金の略式命令を受けた県立角田支援学校の53歳の女性教員を懲戒免職としました。

 このほか、中学校に勤務していた44歳の男性教員と、高校に勤務していた40歳の男性教員をセクハラ行為で停職12カ月と停職6カ月の処分に、小学校で不適切な事務処理を行った55歳の男性事務職員を戒告処分にしました。