将来教師を目指す高校生に仕事のイメージを膨らませてもらおうと、仕事内容などを伝える催しが開かれました。

 教師を志す高校生を支援しようと宮城県が開催し、約400人の生徒が参加しました。

 参加者は、若手の教師や教育大学で学ぶ学生から、仕事のやりがいや志した理由などを聞きました。

 若手教師「子どもたちが喜ぶためには、そして楽しく(勉強)できるためにはどうすれば良いかを考えながら授業の実践をしていました。先生の数学の授業楽しかったとか言ってもらえるのもすごくうれしいなと思います」

 参加した高校生「前までは中学校か小学校か迷っていたんですけど、話を聞いて小学校でしっかり頑張りたいなと思って」「色々な子どもたちと関われることが魅力なのかなと思いました。先生になりたいなと強く感じました」

 2023年度の県の教員採用試験の出願者数は、前年度と比べ137人少ない1511人で、年々減少傾向にあるということです。

 県教育庁高校教育課早川健次課長補佐「進路選択の1つの助けということで行っていますので、是非1つの選択として教師を選んでいただければと思っております」