高温の影響が心配される中、宮城県石巻市で今シーズンの新米の品質検査が始まりました。14日の検査では全て一等米と判定されました。

 JAいしのまきで検査されたのは、石巻市で収穫されたひとめぼれ約123トンと、ササニシキ約3トンです。

 JAいしのまきの検査員が、専用の機械で米の形やつや、水分量などを調べました。

 検査では、夏の高温で粒が白く濁っている米がわずかに含まれていたということですが、品質に影響は無く全ての新米が一等米と判定されました。

 石巻営農センター今野朝夫センター長「猛暑の中で生育して乳白等はかなり多いのかなと懸念ししましたけど、(特に)ひとめぼれに関しましては少ないようです。生産者の方にいい結果をご報告できて安心している」

 検査した米は、JAいしのまきの直売所などで22日から販売されます。