青森県八戸市の駅弁業者、吉田屋の弁当を食べた人が体調不良を訴えている問題で、宮城県で食中毒とみられる症状を訴えている人は25人まで増えました。

 県と仙台市の集計によりますと、おう吐や下痢などの症状を訴えている人は、仙台市のほか大崎や仙南、石巻の保健所管内にも広がり6歳から94歳までの男女25人に上っています。

 25人はスーパー、ヨークベニマルの宮城県各店舗で売られていた、函館わっぱめし海鮮ミックスを16日に食べたということです。ご飯がネバネバしていたとの証言もあります。

 25人のうち3人が入院し、2人は退院したということです。

 県は同じ時期にこの弁当を食べた人の中で食中毒のような症状があった場合には、最寄りの保健所に届け出てほしいとしています。