ベガルタ仙台の2023年度の収支は、2400万円の赤字になる見通しです。スポンサー収入が伸び悩んだことなどが要因です。

 ベガルタ仙台は5日に取締役会を開き、2023年度は2400万円の赤字になる見通しであることを報告しました。2年ぶりの単年度赤字となります。

 スポンサー収入が予算に比べて1億5000万円マイナスとなることや、入場料収入も予算を3400万円ほど下回ることが要因です。

 クラブは、スポンサー収入について不祥事も影響したと見ています。7月に営業担当の社員が数年で1100万円余りを着服していたとして懲戒解雇しました。6月のジュビロ磐田戦では、一部のサポーターが試合後に磐田のバスを囲み出発を妨げたことからサポーター22人を無期限の入場禁止処分にしています。