台湾の半導体大手PSMCとネット金融大手SBIホールディングスは共同で、宮城県大衡村に半導体工場を建設すると明らかにしました。宮城県の経済にどのような影響を与えるのでしょうか。

 今回の新工場建設の投資額は8000億円を上回る見通しで、県によりますと過去最高の規模です。地域経済の専門家は、県内経済へ及ぼす効果はその額にとどまらないと話します。

 七十七リサーチ&コンサルティング田口庸友首席エコノミスト「宮城県で半導体工場ができることで取引できる企業が増えていく。働く人が来た場合には、その人たちの住宅需要とか個人消費、派生需要が生じる。まだ詳細は分かりませんが、非常に大きなインパクトがあるのではないか」

 台湾の他の大手TSMCが半導体工場を建設中の熊本県では、周辺の地価が上昇するなど経済波及効果が出つつある一方、生産を担う人材の確保が課題になっていて、宮城県でも同じような構図が当てはまりそうです。

 七十七リサーチ&コンサルティング田口庸友首席エコノミスト「設備も大事ですがそれを担う人材も欠かせない。持続的な生産、持続的成長を図るための供給面での受け皿整備、人材の確保、電力など生産インフラの整備にも目配りが必要だと思う」