17日夜、宮城県色麻町で70代の男性が自宅敷地内にいたクマに襲われ、腕の骨を折るなどの大けがをしました。

 警察と消防によりますと、17日後9時10分ごろ色麻町小栗山で、自宅にいた70代の男性が自宅敷地内で物音がしたため外に出て確認したところ、体長およそ1メートルのクマがいるのを発見しました。

 男性は逃げようとしてクマに額を引っかかれたほか、両腕を噛まれ右腕を骨折するなど重傷ですが、命に別条はないということです。

【近くに住む人】「顔はだいぶひどく、血まみれになってたっていうかそんな感じでしたね。裏にも柿の木あるんですけど(襲われた)本人も言っていました『2回くらい来てちょっとクマにやられた』」

 警察は周辺のパトロールを強化し、警戒を呼び掛けています。

 県内のクマによる人身被害は6月以来で、今年度3件目です。