27日夜から28日朝にかけ、宮城県の色麻町役場の近くなどでクマの目撃が相次ぎました。近くの学校では、登校時間を遅らせるなどの対応を取りました。
27日午後9時半ごろ、色麻町役場から100メートルほどしか離れていない住宅の庭先で体長約1メートルのクマを住民が目撃しました。28日午前7時前にも町役場から2キロほど離れた住宅の敷地で体長約1メートルのクマを住民が目撃しました。
住民「主人が朝、灯油を入れていたらクマがうずくまっていた。カキなどがあるのでクマが食べに庭に出てきたり、野菜を取りに来た時にクマに襲われたらと思うと、すごく怖い」
クマの目撃が相次いだことを受け、町の教育委員会では、義務教育学校の登校時間を2時間半遅らせました。
色麻町教育委員会半田宏史教育長「安全を考えて2時間程度は遅らせないといけないかなという判断で、登校時間を設定いたしました」
警察では、当面の間パトロールを強化し警戒することにしています。