アメリカの高校生が仙台市の震災遺構、荒浜小学校を訪れました。仙台東高校の生徒たちが交流を深めながら、語り部として津波の被害の様子を伝えました。

 外務省のプログラムとして荒浜小学校を訪れたのは、アメリカのワシントン州などの高校生20人です。

 仙台東高校の英語海外文化部として活動する生徒3人が語り部役となり、校舎を案内しました。

 見学では津波で針が止まったままの時計を紹介し、アメリカの生徒たちは災害の恐ろしさについて学んでいました。

 仙台東高校生徒「私たちも当時4歳、3歳という年で記憶があいまいな部分もあったので、改めて調べてとても良い経験になりました」

 アメリカの生と「話を聞いてとても悲しくなりました。でもこの建物(荒浜小学校)は何があったかを思い出させ、学ばせてくれるので大切な所だと思いました」

 アメリカの高校生たちは22日に宮城県丸森町を訪問し、ホームステイを体験する予定です。