べこ政宗のブランドで牛タンの加工販売や、宮城県で飲食店を展開してきた会社が倒産し、新たな会社に事業譲渡していたことが分かりました。負債額は12億円を超えるということです。
帝国データバンクによりますと、倒産手続きの1つである特別清算開始命令を受けたのは、ST商店です。
ST商店は1958年に設立し、べこ政宗のブランドで宮城県4店舗の飲食店や加工品の製造販売で全国に営業エリアを展開し、ピーク時の2015年12月期には21億円の売り上げを計上していました。
しかし、競合店の乱立やコロナ禍に取引先の飲食店が休業したことで業績が悪化し、2022年12月に新会社に事業譲渡しました。負債額は約12億1600万円に上るということです。