能登半島地震の被災地、石川県輪島市に派遣されていた宮城県名取市の職員が活動を終え、被災地の厳しい状況を報告しました。
名取市は石川県輪島市からの要請を受けて6日から職員9人を派遣し、断水が続く被災地で給水活動を行ったほか、食料や簡易トイレなど支援物資を届けました。
活動を終えた職員は、市役所で被災地の状況を報告しました。支援物資は十分に届いているものの、配給する人員や避難所に配置する職員が不足しているため、被災者に行き届いていないなど課題も確認されたということです。
名取市防災安全課小松義晴課長「東日本大震災でご支援をいただいたご恩がありますので、少しでも報いるような形で支援をしていきたい」
市は、今回の報告や被災地の状況などを踏まえ、今後の支援について検討していきたいとしています。