仙台市出身の張本智和選手が28日、全日本卓球選手権で6大会ぶりの優勝を果たしました。

 決勝に進んだ張本選手。相手は大会2連覇中の戸上隼輔選手です。

 最終ゲームまでもつれこんだ戦いは、戸上選手が先に優勝まであと1点としますが、ここから張本選手が粘ります。土壇場で同点に追いつくと、その後2度王手をかけられながらも同点とし、食い下がります。

 一進一退の攻防は続きましたが、張本選手が6大会ぶりに全日本選手権を制しました。

 張本智和選手「言葉が出ないですね。いつも自分インタビュー完璧なんですけど。正直最後足がつっていたが、最後の2点でピタッと足がつるのが止まった。その時に神様に勝てと言われているのかなと心の底から思いました。いよいよ全日本が終わって、2月から世界に向けての大会が始まりますし、表彰台降りたらオリンピックが始まると思って頑張りたいと思います」

 妹の美和選手も決勝に進出していましたが、早田ひな選手に敗れ準優勝となっています。