宮城県の塩釜港でテロ対策の訓練が行われ、関係機関が不審者を制圧する流れを確認しました。

 訓練は塩釜港に不審者が侵入したという想定で行われ、宮城海上保安部や宮城県警など5つの関係機関から約50人が参加しました。

 大きな荷物を持った不審者を発見した港の警備員からの連絡を受けて駆け付けた税関の職員が、荷物のX線検査を行う手順を確認しました。警察官が逃走を図って暴れた不審者を取り押さました。

 海上では、宮城海上保安部の巡視艇が不審船を追跡し制圧する流れを確認しました。

 仙台塩釜港湾事務所小野潤哉所長「これまで仙台塩釜港では不審者の侵入の実例はないのですが、いつ何時起きるかもしれませんので実働的な訓練になったと思います」