楽天イーグルスの沖縄キャンプは、8日が第2クール最終日です。前シーズン大活躍の2年目右腕が更なる進化を目指します。

 2022年のドラフト3位、渡辺翔太はパームボールを武器に中継ぎとして51試合に登板し防御率は2.40、低いと打たれにくいことを示す被打率は1割7分5厘とチームトップでした。より研究される2年目は、真価を問われることになります。

 渡辺翔太投手「前年はただ投げるだけでぽんぽん投げていた。違った意味でやろうと思う。どのように変えるかは教えられないです」

 全容は知ることができませんでしたが、取り組みの1つを教えてもらいました。新たな変化球への挑戦です。

 チェンジアップにシンカー。縦に変化する決め球パームボールに加え、新しい球種を覚えようとしています。

 渡辺翔太投手「上下だけではなく左右にも広がる投球の幅にしたい。しっかり左バッター対策として逃げるボールを習得したい

 渡辺翔太の被打率は、右バッターが1割4分に対し左バッターは2割1分でした。比較的打たれた左バッター対策として、外へ逃げるように変化する球種の習得を目指します。

 渡辺翔太投手「投球の幅が広がるのと、バッターが色々考えさせられる自分の武器にしてやっていこうと思います」