セブン&アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカ堂は9日、東北などから撤退する方針を明らかにしました。宮城県石巻市の店舗については、2025年3月ごろにヨークベニマルに事業を継承します。

 イトーヨーカ堂は9日、北海道・東北・信越の計17店舗について順次、閉店また事業継承することを明らかにしました。

 宮城県内で唯一の店舗、「イトーヨーカドー石巻あけぼの店」は2025年3月ごろ、福島県郡山市に本社を置くヨークベニマルに事業を継承するということです。

 イトーヨーカ堂をめぐって宮城県内では1月末に仙台市泉区にある「アリオ仙台泉店」が閉店しています。

 セブン&アイ・ホールディングスは、イトーヨーカ堂を首都圏を中心とした体制に移すため、2026年2月末までに33店舗減らす方針を示していました。