東北電力は、3月に宮城県内外の23営業所の機能を各県庁所在地の7支店に集約します。営業所勤務の8割に当たる約380人が支店などへ引き揚げるということです。

 東北電力の樋口康二郎社長が21日の定例会見で明らかにしました。
 宮城県内外23カ所の営業所のうち18カ所で社員の常駐を取りやめ、営業活動などの業務は各県庁所在地にある7支店に集約します。

 宮城県では仙台市泉区にある仙台北、仙台市若林区にある仙台南、大崎市にある宮城県北の3営業所で常駐をやめ、仙台市青葉区の宮城支店に集約します。石巻営業所には、社員を一部残します。営業所勤務の8割に当たる約390人が、支店などへ引き揚げるということです。

 東北電力樋口康二郎社長「営業所が拠点化になったとしても、営業所長という人間が(集約先の支店に)残りますので、定期的に出向いて行ってコミュニケーションを図る」