宮城県南三陸町で、震災当時の町の姿を写した写真や新聞が展示された記録展が開催されています。

 南三陸町志津川の生涯学習センターでは、1日から東日本大震災記録展として震災直後や復興へと進んでいく町の様子の写真や関連する書籍や新聞など約500点が展示されています。

 震災当時町の図書館に勤務していた職員が撮影した写真は、津波が町を飲み込む様子や津波が引きこれまでとは姿が変わってしまった町の風景、避難所での食事などを捉えています。

 「私も津波の時は危機一髪で避難した経験があるので、改めてこれを見ると自然はすごいなと思いますね」

 記録展は、11日まで開催されています。