JR東日本は、地震と津波を想定した列車からの避難訓練を宮城県女川町で実施しました。

 訓練はJR石巻線の列車が女川町を走行中に震度6強の地震が発生し、大津波警報が発表された想定で行われました。

 参加したJR東日本の職員など約100人は、緊急停車した車両から線路上に降り指定避難場所の高台を目指して避難しました。

 JR東日本は、震災をきっかけに2012年から毎年仙石線や常磐線などで地震と津波を想定した訓練をしていて、より高い場所を目指す垂直避難を取り入れました。

 JR東日本東北本部鉄道事業部蓬田祐史ユニットリーダー「お客様を安全により迅速に避難誘導することを目的に震災の経験を風化させることなく、こういった避難誘導の訓練を積み重ねてまいりたいと思っております」