今も211人が行方不明になっている宮城県南三陸町の海岸では、警察が行方不明者の捜索を行いました。

 南三陸町歌津の海岸では、午前10時から警察官10人が約200メートルの範囲を捜索しました。

 この海岸は漂着物が多いことから、何かの手掛かりが得られるのではないかと捜索することになりました。

 警察官たちは、波消しブロックの隙間や石をかき分けながら行方不明者の手掛かりを捜索しました。

 南三陸警察署大山栄太地域課長「被災した方々、行方不明者の帰りを待つご家族の方々の気持ちは変わりないと思います。そういった方々の気持ちに寄り添いながら、真剣に捜索に向かっていきたいと思っています」