宮城県の石巻魚市場に養殖ギンザケが今シーズン初めて入荷しました。前年より1カ月近く遅い初入荷です。

 28日早朝、石巻魚市場には石巻市の鮎川浜で育てられたギンザケ約5トンが運び込まれました。

 夏の海水温上昇を受けて暑さに弱い稚魚をいけすへ入れる作業を遅らせたことや、稚魚が餌を十分に食べず生育が進まなかったことなどから、前年より25日遅い初入荷となりました。

 石巻魚市場佐々木茂樹社長「過去これまで3月の下旬は一番遅い水揚げで、本当に心待ちにはしておりましたけども、ようやく水揚げがありほっとしてます」

 初入札の最高値は1キロ当たり1315円と、前年より100円ほど高くなりました。