仙台空港が、最新鋭の化学消防車を導入しました。

 東海林真衣記者「水を1万リットル以上搭載していて、有事の際には飛行機を覆うほどの高さまで水を放出することができます」

 仙台空港が新たに導入した空港用化学消防車PANTHERは、オーストリア製で全長約12メートル、総重量34トンの最新鋭の消防車です。

 従来の日本製消防車に比べて、放水距離は10メートルほど長い約80メートルです。 現場にいち早く駆け付け消火を行えるように、停車状態からわずか35秒で時速80キロまで加速でき、時速20キロから30キロで走行しながら放水できます。

 仙台国際空港谷内克行取締役空港運用部長「操作性とか安全性を兼ね備えた消防車両になりますので。万が一の事案が起きては欲しくないですけれども、起きた場合に迅速かつ的確に消火活動に移れると」

 PANTHERは12日から運用されます。