閉校した小学校に残された資料などを集めた企画展が、宮城県登米市で開催されています。

 登米市の小学校に保管されていた約70点の資料が展示されていて、1927年(昭和2年)に日米友好の証としてアメリカから贈られた青い目の人形メリーは、戦時中に処分するよう指示されましたが学校関係者が隠し保管されました。

 1918年(大正7年)の学校日誌には、当時流行したスペイン風邪で学校閉鎖した事が記されるなど、100年以上前の学校の様子を知ることができます。

 登米市歴史博物館小野寺智哉副館長「地域の資料、歴史を示す物でもありますので、次世代に残して伝えていくことが地域の歴史を大切に残していく大きな意義になるかと思います」

 企画展は、登米市歴史資料館で6月9日まで開催されています。